商品開発[1] 従来、電子レンジ対応をうたうパッケージはわずかながら既に存在した。けれど、どうしても温まり具合にムラが出るし、包装機の制約もある。 |
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商品開発[2] これから急増するであろう電子レンジ対応食品。それに合うこれまでにないベストのパッケージを創りあげようと、プロジェクトに取り組むことが決定。 |
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商品開発[3] 電子レンジ加熱によって初めて袋の天面に穴が開き、内部蒸気を少しずつ外に逃す。そんな構造を創りあげるのに多くの時間を要した。トライアル&エラーを繰り返す。社内に活気が満ち溢れた時間だった。 |
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商品開発[4] 開発会議が何度も行なわれた。参加メンバーは積極的に発言を重ねた。世の中にないパッケージを創りあげること、それが開発メンバーの強いモチベーションとなり、さらにスタッフ全員の心に火をつけた。 |
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営業開始[1] ついに完成した「せいろパック」を東京ビッグサイトでの国際包装展「東京パック」に出品、大きな反響を得た。自動包装機での包装実演も行い、従来品との違いを明確に打ち出すことができた。 |
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営業開始[2] その後、個々の営業を開始し、大手食品メーカーやCVS向けにも営業範囲を拡げていく。特許化にも成功し、文字通りオンリー・ワン商品としての地位を確立していった。 |
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営業開始[3] 技術開発部門の化学担当者と機械担当者、そして営業部門の努力が実を結び、ついに受注が取れた。 |
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受注[1] 発注をいただけるのは、主に食品メーカー。お客様の販売戦略に則った販売個数を受注する。 |
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受注[2] 営業社員が直接お客様から話を伺い、希望するデザインの傾向を把握し、会社に持ち帰る。 |
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受注[3] 同時に、パッケージの素材を選定したり、加工方法や品質管理などについても、生産管理や品質管理部門とミーティングを行う。 |
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受注[4] いよいよ、商品の仕様などが決定し、本格的な生産に移行する過程となった。 |
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生産開始[1] ここからの主な仕事は生産スケジュールや品質の管理となる。 |
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生産開始[2] 商品の生産が開始された後も、急な変更や修正が加えられることもある。 |
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生産開始[3] 背面印刷装置も装備した高速グラビア印刷機や最新鋭のラミネーターを完備、さらに、製袋フロアでは最新式の製袋装置も設置している。 |
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納品[1] いよいよ、クロージングの段階がやってきた。完成した商品をお客様に納品する過程だ。 |
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納品[2] お客様の工場で、「せいろパック」に次々と商品が詰められる。 |
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販売[1] 最初の納品後も、デザインや表示などの改版は時々行われる。 |
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販売[2] 競争力のある新規開発商品があれば、新しい顧客開拓時にも大きなアドバンテージとなる。それまで市場に出回っていない優位性を持った商品はお客様にとってもメリットが高い。今日も、営業担当者は「せいろパック」を武器に営業に回る。 |
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販売[3] そうして生まれたのは「せいろパック」だけではない。自立型の「エッジスタンド」も、海外マーケットを見据えた戦略が練られている。「世界にまだない商品を作りたい!」。マーケットの声と、社内スタッフの熱意の下に、今日も新しい商品開発に向けての努力が続いている。 |
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