食品や化粧品向け等の軟包装とそれに関連する独自開発の包装システム、そして高速コーティングマシンによる工業材料、これら3つの事業を展開しています。
彫刻プラストの事業
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軟包装
フィルムや紙などの柔軟性に優れた素材で構成する軟包装材は、食品や化粧品、日用品など様々な内容物の包装に広く利用できます。例えば酸素バリア性、保香性、衛生性、さらに易開封性、自動包装適正など、その機能は多岐にわたります。近年、環境への対応も重要になっており、私たちが企画・開発する軽量化・減容化した軟包装材を、多くのお客様にお役立ていただいています。
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包装システム
当社で開発した軟包装材の一部については、その包装ラインのご提案を行っています。独自包材の特性を生かした包装ラインの基本設計を考え、包装機械専業メーカーとタイアップして量産化までを実現しています。
自立性サポートのためのヒダつけと充填を一つのラインで行うピロー包装システム(スタンドパウチ)や、フラットでない容器フランジに密封シールを施すトレーシーラー(トップシール包装)など、従来にないシステムの構築を心がけています。 -
コーティング製品
PETなどのフィルムやグラシン紙など、多種多様な素材へのコーティングに対応しています。パス全長180mのグラビアコーターで、高速での機能コーティングが可能です。また2ユニットの反転構造のため、基材両面への1パス塗布も可能で、塗液支給による受託加工も行っています。
企画・受注・生産の流れ(軟包装)
求められる機能や重視されるポイント、デザイン性など、お客様のニーズを的確に把握し、原則として一貫体制で生産を実施。納品後のフォローもお任せください。
生産部門(設備)のご紹介
最高の品質をキープし、ロスのないスピーディーな生産を行うため、デザイン作成、製版から印刷、ラミネート、コーティング、製袋加工までのすべての工程に対応できる体制を擁しています。
品質管理
高品質な製品を継続的に製造し納品するために、日々厳しい生産工程の管理・改善や、品質検査を実施しています。そのためにも、データに基づいた客観性のある管理体制を重視しています。
導入事例(ケーススタディ)
お客様の課題に営業・技術・製造スタッフが一体となって取り組み、解決を図っています。その実例を一部ご紹介します。
CASE01.ムラなく加熱ができる包材の開発
- お客様業種
- 食品メーカー(弁当、総菜)
- 用途
- 惣菜の電子レンジ対応パッケージ
- テーマ
- ムラなく加熱ができる包材の開発
- 対応
- ピロー包装タイプの「せいろパック」を提案。蒸気を外部に逃がす蒸気孔が小さくなり蒸し効果が高まったことで、加熱ムラを解消した。
FAQ
お客様から彫刻プラストに寄せられるご質問をまとめました。
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